物理スケールの検証

  ここでは、露出コントロールパラメータの物理スケールについて2つほど検証します。

 

◆検証1:標準ライトの強度を変えずに、物理スケールを2倍にすると明るさは2倍になるか?

イメージ1:物理スケール3000/スカイライト強度2.0↓

イメージ2:物理スケール1500/スカイライト強度2.0↓

A.検証の結果、正確にはわかりませんが、なんとなく2倍程度の明るさにはなっていると思います。ですので、ここではとりあえず、2倍の明るさになっていると言えるのではないかと思います。

 

検証2:物理スケール×標準ライトの強度で算出される値(カンデラ)が一緒であれば、レンダリング結果は同じ明るさになるのか?

イメージ1:物理スケール3000×スカイライト強度2.0=6000カンデラ↓

イメージ2:物理スケール1500/スカイライト強度4.0=6000カンデラ↓

A.まったく一緒かどうかわかりませんが、ほぼ一緒といってよいのではないでしょうか。

この検証結果から、少なくともスカイライトの場合は、物理スケール×スカイライト強度の数値が一緒であれば、ほとんど同じライティングの結果が得られそうです。